2011年12月の山行報告

      
  
眉山清掃登山 和気アルプス建冶寺〜西龍王山

  12月例会山行   Fランク

眉山清掃登山


   
【日時】2011年12月4日                【天気】 晴れ

【コースタイム】        
    西部公園発 08:10 − 清掃しながら頂上広場へ 10:45 −
 西部公園解散 12:45

【感想】
 師走に入り各地から寒波到来の便りが届く中、徳島は晴天の陽気に誘われるかのように
西部公園に集合、紅葉をめで落ち葉を踏みしめながらストレッチを終え戦没者慰霊碑方面
からと車道に沿って行くコースの2班に分かれ、それぞれの手に清掃用具を片手にいざ頂上を
目指し出発、思いのほか山道にはごみはない徳島市民のモラルは保たれているかと少し浮
かれていると、いやいやガ-ドレール下の急斜面には大型ごみの散乱を目にする。なんで・ど
うして・誰が・なんでこうなるのかと問答しつつ怒りやらあきれそしてあきらめながら皆
で集めた宝の山ならずゴミの山総勢84名で集めたごみは4トン、春剣山の清掃登山に参
加したときも一輪車や便器・トタンなど一部の心ない人の仕業かと思いつつ下ろせるもの
を下した今回も同じである。わざわざ山まで持ってきていらなくなったから捨てる、木々
に覆われたら解らないだろうと思うのか?眉山を久しく登っていなかったが少し時間があ
り尾根づたいに八万黒岩神社を目指し歩き、途中八万からみたパゴダの景色はとても新鮮
又頂上から眼下に広がる、徳島市内や山々の向うに遠く淡路島の風車や姫路まで見えるか
と思えるぐらいの澄みきった景色、近くにはイロハモミジの紅葉とこんな近くにこんない
いところがあったのかと再発見でした、頂上ではNPO法人,三嶺の自然を守る会の方々
が作ってくれた温かい「そば米雑炊]を頂き下山、帰り道車道はほぼ全面通行止め状態で
ところどころ土石渡危険の立て看板を目にする。通行止めは西部公園から車道をいくとす
ぐのところで山肌が崩れ地盤沈下により道が約1mぐらい沈下し道が寸断されたものであ
った。自然災害の恐ろしさを目の当たりした光景であった。地震や台風による被害は防げ
ないがせめて人ができる自然保護を望みたい。眉山は徳島のシンボル顔である、柳眉でなくて
もいいげじげじ眉でもかまわないが目くそ鼻くそ(失礼)がついていないきれいな汚れの
ない顔でありたいものだと眉山を眺めつつ家路についた。又清掃登山という言葉が近い将
来死語になることを願いたいものです。皆様お疲れ様でした。来年は良い年でありますよ
うに今後ともよろしくお願いします。