11月例会山行 Bランク No.13B10 カロート山〜六郎山【日 時】 2013年11月20日(水) 【参加者】 9名 【コースタイム】 文化の森5:53---7:35 五倍木登山口(車回送)8:20 廃屋分岐8:30--- 一本杉分岐8:45---(P948)9:30 --- 三つの大岩9:55 ---(P1160)10:37 --- P1238 休憩 10]55 --- カロート山・(昼食)11:08/11:45 --- 六郎山12:05/12:16 --- 夏切分岐12:25 --- 木地師小屋13:12/13:45 --- 井堀下山ロ 13:45/13:55--- 車道歩き---車合流14:35---文化の森16:30 【感想】 登山口は少し色付いた大イチョウと薬師堂のある広場。すぐ山際の階段を上がる。 良く手入れされた杉林の中を行くと廃屋がある。右へ進むと「一本杉云々」の標識が ある。立派な杉らしいが次にして先へ行く。ヒメシャラの赤い幹が目立つ自然林の尾根 に出ると、木の間越に西三子山がすっとしている。P948を過ぎコルヘ下ると「六郎 山」の古い標識がある。いよいよ勾配のきつくなった杉林を「30°」「いやもっと多い」 「そんなに無い」などと言いながら登って行くと、二つの大岩に小岩を挟んだ三つの大 岩が現れる。右側をスズタケを掴みながらトラバースする。 稜線へ出、P 1 1 6 0を越えると危ない岩場を下ったり上ったり、背丈ほどのスズタ ケに顔をこすられながら進む。冬枯れの木立の中に赤く染まったオオイタヤメイゲツが 我々の頑張りをねぎらうかのように、ポツリポツリと残っていてくれる。 シャクナゲの花芽も結構付いていて来年への期待が膨らむ。 やがてカロートの頂に着く。途中から小雪がちらつき始めたにもかかわらず、思いの ほか暖かい日差しの下で昼食をとる。北西西方は白く曇っている剣山方面は多分雪? 東へ目を移すと樫戸丸・高城・砥石権現・雲早等、南面には直下の木頭名の風車・向 獄・日明山・白ザレ等那賀の山々、太平洋も遠くで光っている。 お腹を満たし、展望を楽しんだ後は、再び潅木やスズタケを頼りに切り立った痩せ尾 根を六郎山へと歩む。大岩を過ぎると程なく山頂に着く。堂々とした高城をバックに写 真を撮り下り始める。広々とした自然林p夏切分岐を過ぎ、急斜面の杉林を下降して行 く。つまずかないように杉の枝に気を遣い、炭焼き小屋跡、木地師の小屋へと降りる。 小屋からは崩落の左岸を避け、右岸を行く。苔生した丸太橋をいくつか過ぎると、多数 の流木に阻まれた荒れた沢を渡り下山ロヘと着く。急登続きで危険な痩せ尾根もあり、 簡単に登れる山ではないが、機会があれば六郎〜カロートの岩場に咲くというアケボノ ツツジの季節にもう一度訪れてみたいものである。 |