2016年12月の山行報告

    

  12月例会山行   Cランク 

東山峠〜大川山〜真鈴峠


 

   【日時】2016年12月18日

   【コースタイム】
    貞光ゆうゆう館6:00−6:40真鈴峠7:10ー8:15東山峠8:40----9:35P800.0m
    10:40樫ノ休み場(東50m林道峠)----11:40P976.6m----13:05大川山13:20----
    14:10P871.0m----14:55P841.0m----15:50真鈴峠ー17:20東山峠ー18:25
    貞光ゆうゆう館

   【感想】
    今回、当日の天気は快晴…ただ前々日山では雪、一昨年の悪夢が一時は脳裏をよぎったが、
    20〜30mmの降水量で済んだ。だが、真鈴峠の北側は日陰で雪や解けた水が凍り、車はチェーンを
    巻く事態に。東山峠ををスタート時点で予定から40分の遅れが出てしまった。
    東山峠〜P800.0mまでは5〜10センチの積雪、ほとんど問題なくほぼ1時間で通過した。 
        ここで南東にコースを取るが、次のピークはコルのところで右に巻く。コルの所には阿讃縦走路の
    標識があるが、雪で道は隠れてしまっていた。ピークを右巻きにして樫ノ休み場に向かうが、
    半分ぐらいでいきなり左からの車道に 出てしまう。現状では昔の歩道はもう通れない、車道を
    通り樫ノ休み場下の峠に着いた。車道からは下に満濃池が見えたが、霧がなければ、讃岐平野、
    瀬戸内海などが見えるはずだ。
    樫ノ休み場から縦走路から縦走路は北東に向かうが、縦走路の南側は杉、桧の針葉樹、北側は
    広葉樹で見晴らしはほぼない。標高も900mぐらいになり積雪は15〜20センチにもなった。
    途中道が東に向かうあたりで、イチゴのビニールハウスに出会う。夏秋イチゴのようで赤い実が
    なっていた。ここでは霧の上に出て、剣山系や祖谷山系が何とも言えず美しかった。
    またここに来てやっと大川山が見えた。しばらく行くと右下に車道が再び現れ、大川山の
    急斜面を登る事になる。ロープを張るほどの滑りやすい道である。100mほど登って大川神社
    に着いた。 
    ここからは真鈴峠へ南に向かって下るが、ややこしい事に道路が尾根の右、左を巻きながら峠まで
    続く。一部の縦走路は使われ無くなり藪になってしまっている。なるべく縦走路を歩くが、
    南斜面でシャーベット状になっていて、斜面でまともに歩くと滑るのを止めようがない。
    脇の樹木の中を両手を使って歩くことになる。グリセードの要領で前に滑るのはストックなどで、
    止めようもあるが、いきなりの横滑りは止めきれない。
    真鈴峠に近づくと再び車道となり、舗装路を真鈴峠の駐車地点まで歩いた。時間は東山峠から
    7時間余り、特に大川山から真鈴峠間は落ち葉の上にシャーベット状の雪、滑るまいとして足が
    疲れてしまった。再び東山峠へ車を回収に行った方々、ご苦労様でした。