5月例会山行 Aランク
伊予富士(1756m)
[日時]2016年5月14日
[コースタイム}
石井町役場5:55---土成IC6:20ーー川之江JC7:15(松山道へ)ーー 入野PA7:
30/7:40 ーー 伊予西条IC7:55(11号線へ)−− 8:03(194号線へ)ーー
新寒風山トンネル8:20ーー旧寒風山トンネル道8:25(山道)ーー 寒風山登山口(瓶
ケ森登山口/旧寒風山トンネル口)8:45/9:20……桑瀬峠(寒風山、伊予富士の分
岐)10:20/10:30……伊予富士取付11:30……伊予富士頂上12:00/12:
30……桑瀬峠13:50/14:00……寒風山登山口14:40/15:10ーーー新寒風山
トンネル15:30---入野PA16:26/16:30---石井町役場18:00
[記録、感想]
石井町役場定刻に出発。土成ICから徳島道に入り、松山道伊予西条ICより国道11号線に
入り西へ、寒風山方面の標識に従い国道194号へ、5420mLの新寒風山トンネルをでた
ところで旧寒風山トンネル道(寒風山登口への山道)に入る。見事な杉林の中、無数のヘ
アピンカーブを経ながらぐんぐんと高度を上げてゆく。樹木の色が深緑から新緑に変わってゆ
く、新緑が何とも目に優しい。高度凡そ1000mを過ぎた頃、寒風山登山口到着。
中野さんの素晴らしい解説付きストレッチで身体を解し、伸ばして出発。登山口は伊予富
士ならず寒風山登山口から入山。最初からいきなりの急登である。而も直登、岩だらけの道
で足場が悪く歩調が取れない。それでも好天下、涼風にも恵まれ、新緑の香りに癒されて気
分よく這い上がる、期待のアケボノツツジは既に終えているが、所々に名残が見られ、鮮
やかなピンク色で迎えてくれる。約1時間を要して桑瀬峠に至る。
1460mの桑瀬峠、伊予富士と寒風山の分岐点である。クマザサの中、稜線を辿って伊
予富士に向かう。打って変わって平坦な道を散歩気分で進む。対岸の山肌にアケボノがちら
ほらと。一時間程で伊予富士の裾に取り付く。途中雄大な姿は目にしていたが、裾で見上げ
る伊予富士は急峻も急峻、気分的には傾斜60度。大概へばっていたが気を取り直して挑む。
もはや四つん這い登山である。振り返れば絶壁にケツがむずむず。これAランクか……。頂上目
前でいきなり霧に包まれ視界が遮られる。30分を要して頂上へ、出のある登頂であった。頂上で
は、霧の切れ間から石鎚、瓶ケ森、笹ヶ峰を垣間見ることが出来た。晴れていれば石鎚山系全景
が眺望できただろう。愛媛の山特有の‘ぶと‘に噛まれながら昼食。帰路は来た道をピストン。
下山しながら、改めて急坂のほどを実感。よくぞ登ったものと。CL曰く、Aランクといえども
夏山などではこの程度の登山はよくあること、心しておくようにと。夏山が近いだけに有意義な
山行あったわけである。全員元気で定刻に帰還。Aランク山行に乾杯である。
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