2017年6月の山行報告

    

  6月例会山行   Aランク

平家平




【日 時】 2017年6月18日(日曜日)
【天  候】 薄晴
【参加者】 17名
【コースタイム】
 5:30 石井町役場発一土成IC一入野PA−7:15 西条IC一道の駅木の香−8:50 登山口
 9:20発 ‥‥ 11:15 稜線 ‥‥12:20〜13:30 平家平(昼食休憩・冠山方面散策)
 ‥‥14:25 稜線‥‥16:00〜16:30 登山ロー18:00 西条市内夕食一西条IC−
 20:00 土成IC− 20:30 石井町役場着・解散

【記録・感想】
 ここへは愛媛側から中七番や大永山トンネルから、また笹ヶ峰からの縦走路などと多くの
ルートが選べるが。今回は登山口までのアプローチには時間が掛かるが、道がよく整備され
歩きやすい電源開発の送電線鉄塔巡視路を使える高知の小麦畝コースを歩いた。
 登山口から送電線に沿って登って行く。5分ほどで四等△点1006.6m(点名・小北川)が
道の脇にある。高度1050m程から送電線を離れ山腹を巻きながら杉林の中、高度を上げて行
く、再び送電線に出会い、ここから急な登りが始まる。
 特に最後の送電線の真下を行く高度差約150mの直登は少し手強い。しかし主稜線の上
に立つ鉄塔まで上がれば、あとはブナの巨木やリョウブやナナカマドなどの木陰の中を行く
稜線歩き、咲き残った山ツツジやヤブウツギ、今が盛りのタンナサワフクギの白い花などで
和まされる樹本帯を抜ければ愛媛側は雑木林、高知側は雄大な笹のスロープになり平家平山
頂の露岩が目の前現れる。 山頂では西赤石から二つ岳への法皇山系や笹ヶ峰から石鎚山に
連なる伊予の山々、南には稲叢山など土佐の山々と目の前は360度の絶景が広がる。
 暑さが心配されたが、程よい薄曇りでしかも、この時期よく悩まされるブユとかの虫も
山腹を吹き上げる涼風のお蔭でそれほどでもなく、参加者はこの時期としては快適な山歩き
で見渡す限りの笹原が広がる山頂から大展望を楽しめたのではなかろうか。残念なのは
Aランクでは登る機会が滅多にない思われる冠山までが時間切れのために山頂目前で断念
せざるを得なかったことだろう。次のチャンスではぜひ挑戦して頂きたい。