宝珠山(1183m)・伯耆大山(1711m) |
10月例会山行(Cランク) 宝珠山(1183m)・伯耆大山(1711m)
【山行日】 2018年10月13日(土)〜14日(日) 【天 候】 10/13 曇り一時小雨 10/14 曇り時々雨 【参加者】 5名 【コースタイム】 10/13 西部総合県民局6:55=(R193・瀬戸中央道、岡山道・山陽道・米子道) =溝口IC=大山館駐車場10:36→(昼食)→登山口11:26→宝珠山12:40/ 12:50→上宝珠越14:05/14:15→下宝珠越→元谷15:45→大山館駐車場16:10 【記録・感想】 四国はいい天気にめぐまれそうであるが、山陰方面はあいにくの天気となりそ うな予報のもと、紅葉の伯耆大を期待しつつ出発。 高速道路が山陰方面まで開通するまでは、伯耆大山まで1日がかりで行ったも のだったが、今は4時間足らずで登山口まで行けて日帰り圏内となった。 今回は、日帰りではもったいないので、付近の宝珠山あたりを加えて1泊2日 の行程とした。 初日は宝珠山を経て上宝珠越付近までとし、時間を見て引き返す計画とした。 大山寺へ通じる繁華街で昼食をとり、スキー場のリフト沿いに登って樹林帯 に入る。ブナやミズナラ、カエデ類の天然林が美しく紅葉も始まっている。も う少しまてば素晴らしい紅葉が楽しめそう。 宝珠山山頂は樹林帯の静かな山頂である。ここから下宝珠越を目指して下る。 帰路はこの下宝珠越から元谷へ降りる予定。 伯耆大山は森林が美しいので気持ちが良い。しかし、今日は曇り空。時折小 雨が降ってくるがそれでも霧がまいて幻想的な雰囲気がまたいいところだ。 上宝珠越までは幾つかのアップダウンを繰り返しつつ、今日の目的地である上宝 珠越に到着。 天気が良ければ、大山北壁の絶壁が鑑賞できるところであるが、到着したこ ろは残念ながら深い霧に覆われ展望はなかった。 しかし、次第に霧が晴れて目の前に北壁が現れた時には感動した。紅葉と相 まって、素晴らしい景観を堪能できた。 この上宝珠越からの元谷方面下山路は崩壊が著しい為、トラロ-プにて通行止 めの処置がされている。 下山路である下宝珠越からは最初は急な崖みたいな下山路であり、沢コース となっている。しかし次第に傾斜も緩くなり、夏道ルートから分岐する元谷下 山路コースと合流すると間もなく大神山神社、そして長い階段を下ると大山寺 となり、本日の宿舎である大山館に入る。 【コースタイム】10/14 大山館 6:45→大山登山口→六合目8:20/8:30→大山山頂 9:20/9:40→元谷分岐→元谷11:15/11:30→大山館12:25/13:45= 西部総合県民局18:00 【記録・感想】 2日目の天候は昨日よりもっと雨の可能性が高く、雷雨注意報まで発令され る不安定な天気予報。この結果を聞き六合目から上で雷鳴など危険な気象現象 が予想される場合は引き返すことも念頭に、宿舎を出発。 今日は紅葉シーズンの日曜日とあって、駐車場は満車状態。昨日は登山者は まばらであったが、今日は一転行列が出来そうな多くの登山者であふれている。 夏道ルートは幅広く階段状態となっている。道の両脇にはブナなどの天然林 が生い茂り、この道も気持ちの良いルートだ。 登り始めて間もなく雨が本格化してきたことから、雨具を装着しての登山と なる。 世の中中高年登山者が多いと言われているが、案外若い年代の登山者も多い。 また、ツアーなど団体での登山者も今日は多く見られた。 六合目からは低木帯となり、やがて木道が現れると赤い実をつけたダイセンキャラ ボクの純林帯となる。 山頂はあいにくとガスの中。展望が望めないので早々と避難小屋に入る。 この様な悪天候でも登山者は多く、避難小屋はほぼ満員状態。ここでもゆっ くりできないので、休憩後下山にかかる。 六合目のすぐ下からは元谷への下山コースを下る。このコースは夏道ルート に比較すると、圧倒的に登山者は少なく、静かな山歩きと素晴らしい紅葉が堪 能できて最高に気持ちよかった。特に元谷からの北壁がガスの切れ間から見え たのには感動した。 今回は天気には恵まれなかったものの、大山山域の自然の豊かさに感動した 山旅となった。 |