2018年5月の山行報告

          
阿波オープンガーデン 西赤石山 
    

5月例会山行報告(Bランク)
西赤石山


 

 5月例会山行報告(Bランク)

              西赤石山

【日 時】2018年5月7日(日曜日)

【天 候】曇り

【参加者】7名

【コースタイム】
   御所の郷 5:50 − 吉野川SA 6:20/6:25 − 日浦登山口 7:35/7:55 ・・・・ 
ダイヤモンド水 8:35/8:40 ・・・・ 銅山越 9:26/9:35 ・・・・ 西赤石山頂 11:03
/11:30 ・・・・ 銅山越 12:36/12:45 ・・・・ 歓喜坑12:58/13:05 ・・・・日浦登山
口 14:08/14:20 − 吉野川SA 15:45/16:00 − 御所の郷 16:40

【感 想】
 大型連休も最終日となり、天気も午後から下り坂の見込み、人出も多くはないだろうと、
集合場所の御所の郷を出発する。徳島道から松山道を西へ、新居浜ICから別子ラインを
南に進み、大永山トンネルを抜けると日浦登山口に到着する。予想どおり駐車場の車は少
ない。 
 同じ赤石山系でも西赤石は東赤石に較べ難度が低い。登山口から銅山越迄は小足谷川沿
いに、旧別子銅山の旧跡巡りの遊歩道が整備されている。
 登山口を計画よりも45分早く出発する。醸造所跡のある小足谷集落跡から煉瓦積の立
派な塀が残る接待館を過ぎ、高い石積の劇場跡などを眺めながら歩くと、ダイヤモンド水
の湧き出る休憩所に着く。手前にある新しいバイオトイレは一見の価値がある(用を足す
と自転車漕ぎ30回が待っている)。
 歓喜坑跡を過ぎると遊歩道を離れ、右手に近道をとると15分程で銅山越に着く。休憩
を取り、東に山頂まで続く稜線上を進むが、風が強く実際以上に寒く感じる。しかし、高
曇りの空の下、振り返ると、大座礼山から平家平を経て笹ヶ峰、さらに遠く瓶ヶ森、石鎚
山まで続く眺望が素晴らしい。
 ミツバツツジのトンネルを抜け、小さなアップダウンを何度が繰り返すと、ようやく山
頂部が姿を現す。散ってしまったのではと心配していたアゲボノツツジが淡いピンクに斜
面を染める。ツガザクラの方は、時期が早いのが、ほとんど見られなかった。
 最後の岩場を越えて山頂に立つと、やはりこの時期、アケボノツツジ目当ての登山客が
多い。兜岩にも人が立つ。風も強く、昼食を済まし、早々に下山を開始する。
 途中、時折、小雨がパラつくこともあったが、幸い雨具を付けることもなく、予定より
2時間程早く登山口に着く。
 単独行の女性が銅山跡の写真を撮りながら私達の前を下山していた。早朝出発、東赤石
に登り、縦走してきたとのこと。デポした自転車で筏津に戻るという。久し振りに東西赤
石縦走を例会で企画したいものである。