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青ノ塔(あおのとう)
山容写真 装備 積雪期 無雪期 地 図

    登山データ
    所在地  那賀郡上那賀町  地図 1/25,000 [阿波出原] 
    標 高=1433.5m
    標高差=m

    コースタイム
    上那賀町上知〜青ノ塔コース

  JR徳島駅〜上那賀町上用知 自家用車で約2時間30分 88km

  登山口−5分−分岐−10分−尾根に出る−30−大岩−25分−主稜線(中谷からの登山道と合流)−40分−頂上下岩場−
  10分−頂上 (2時間00分)
  頂上−1時間25分−登山口


    コースガイド
  JR徳島駅から国道11号線を南に下り、那賀川橋を渡った阿南市南島で県道24号線に入り桑野町へ。桑野町で右折して国道1 
 95号線に入り、丹生谷環境衛生組合ゴミ処理場まではいる。ここから右折して白石谷に沿って2.7km進むと林谷神社の下に着 
 く。この前の橋を渡り三つ目の橋の手前が登山口になっている。車は右前の広場に数台駐車することができる。
  登山口には標識はない。5分も歩くと道は分岐しているが、ここを左にとり、大きくジグザグに登ると尾根に出る。左へ行くと7
 34mのピークであるが、ここではルートを右にとる。道は所々スズタケに覆われているが、尾根を外さなければ心配ない。しばら
 く急登を続けると青ノ塔が木陰から見える所に着く。ここで休憩を取ってもよいが、転落しないよう注意しよう。そして、ここから
 少し登ると危険な所が出てくるから、迷わず補助ロープを設置して通過しよう。アキレス腱も切れそうなスギ林をしばらく登ると大
 きな岩の下に着くが、これを左に巻くようにして行くと主稜線と合流する。しばらく行くと中谷からの登山道を左に見る。ここから
 は、胸突き八丁のスズタケに覆われたブッシュを両手でかき分け、灌木につかまりながら40〜50分ほど喘ぐと見晴らしの良い岩
 場に出る。ここで十分に展望を満喫したら、岩場を左に巻き、スズタケのトンネルを潜るように行くと、待望の山頂に着く。山頂か
 らの展望はスズタケにかこまれてはいるが、背伸びすれば、高丸山、平家平、山姥山、ボタモチ山(後ろ二つは地図上で無記名)な
 どの山々が望まれる。下山は往路を引き返す。


    見所等
  国土地理院の1/25,000[阿波出原]を探しても「青ノ塔」という山名は載っていないが、徳島県の登山愛好家の間では名の知れた 
 山である。木頭村、木沢村、上那賀町の三町村に跨る山で、標高は1,433.5mあり、最初から最後まで急登とスズタケに悩まされる。
 山頂はあまり広くなく、見晴らしも背伸びをしなければ良く見えないが、一度は登ってみたい山である。

  注意点、その他
  1.初心者が同行の場合は必ずザイルを持って行くこと。
  2.登山時間は短いが急登の連続なので甘く見ないこと。