【日　時】　２０１０年１２月１２日（日）　　　　　　　　　　   【天候】晴
【コースタイム】
　　文化の森橋の下5：25――鷲の里大龍寺ロープウェイ駐車場6：10/6:20―――       
    登山口7：25／8：00‥‥中岩�@9：05‥‥中岩�A9：40‥‥中岩�B標高1320m10：19‥‥
    大岩10：42／10：47‥‥山頂11：00（昼食）11：30‥‥救急訓練12:05〜12:25）‥‥
    横石への分岐13：20‥‥大岩の下（下山ロープワーク13:30〜13:45）‥‥登山ロ14：10
    ／14：37――もみじ川温泉15 : 22――大龍寺ロープウェイ駐車場15：52――
    文化の森橋の下16：45
【感想】
   早朝、徳島市内から上那賀方面に車を走らせて、国道１９５号線の白石トンネルを過ぎて
 丹生谷環境衛生組合の白っぽい建物を目印に、右折して、林谷神社前の橋から数えて三つ目
 の橋を渡ると車３台位駐車可能なスペースがあり、一軒、新しそうな家も建っている。が、
 住んでいる気配はない。
　 山装を整えて、ストレッチでスジを伸ばし、いよいよ登山開始。天気もよく、寒くもなく
穏やかな、お日和である。白い蕾をつけた三椏が、また、今日も迎えてくれた。
杉林の植林帯をゆっくりと登っていく。杉の木に大坂と赤ペンキで大書した所、標高約７５
０ｍに来た。ずうっと植林が続いている。大坂の大書３まである。
　小尾根を過ぎて、少し登って下りぎみとなり、杉林の平坦な鞍部を過ぎると急登の連続で
ある。スズタケをつかまないと、あまりの急坂で登っていくことができない。
ようやくに、スズタケの急登を上がると、大岩にぶつかる。これを左に巻いて、岩場の上に
立つと、よい眺め。幾筋もの尾根筋、今、登ってきた登山口や青い小見野々ダムも見えるし
山の方を見れば、近くには、平家平、遠望は、………幾重にも連なる山々……はるか遠く南
の方面には鰻轟山、南西方向に湯桶丸、甚吉森……今日がいい天気でよかった。
　これから又、又、急登が続くが１５分位で、頂上の筈だ。喘ぎ、喘ぎ、頂上に着くと
先発組が、もう昼ごはんをひろげていた。誰かさんのお弁当、すっごい豪華！おいしそう！
！ 作った人の愛情がほんわかと伝わってくる見た眼にも美しく、栄養のありそうなお弁当で
した。
　 山頂からは、北に高城山、北西方向に天神丸、剣山と続き、すぐ近く西方向には、平家平。
頂きに立って、山並みに望んでいると、心が解き放たれていくような気がする。うれしくな
ってくる。青ノ塔の印象は、青くて幻想的で、緑の樹海に静かにたたずむ青い塔そのもので
した。
　この塔に登るときは、是非、スベリ止めのある緑の手袋をお忘れなく！
あなたを緑の精たちが、やさしく、導いてくれることでしょう。