野鳥の声 ヒヨドリ
矢筈山 | 八面山〜剪宇峠 |
9月例会山行 Aランク 矢筈山 【日 時】 2010年9月12日(日) 【天候】晴れ 【コースタイム】 石井町役場5:50――貞光ゆうゆう館6:35/7:00――落合峠登山口7:45/ 8:25‥‥サガリハゲ分岐10:07‥‥大岩10:55‥‥矢筈山山頂11:00/11:35 ‥‥分岐12:10‥‥落合峠登山口13:40/14:00――貞光ゆうゆう館15:14/ 15:25――石井町役場16:20 【感 想】 ススキの穂が祖谷より吹き上がる風に一斉になびく落合峠。平家落人伝説を残す この峠には似合いの風景だ。 ストレッチの後、地図とコンパスで目標物 ・矢筈 山を設定する。矢筈山はわずかに頭をのぞかせ、奥深くひっそりとかし こまって いる。県内5位の高峰であるとは 思われない。 峠よりいきなり、東側の急な上りだ。呼吸が少々乱れるが、すぐに見通しのよい 平原状の笹原に出た。リンドウ、アキノキリンソウ、シコクフウロなどの 花が咲 いている。オオカメノキのたわわに実った赤い実が、花のように見え、心がなごむ。 やがて樅の樹林帯に入り、起伏の少ない尾根道を進む。徐々に高度を上げていくと 今日一番の急登だ。這うようにして上りきると、サガリハゲ山への分岐に出る。 北斜面をトラバースして進み、視界のひらけたコルに出て3回目の休憩をとる。 ここからは剣山、次郎笈、黒笠山の峰筋がくっきりと見えた。 原生林の急な尾根を上ると、巨岩があり、間もなく展望抜群の頂上だ。風が冷た く、心を洗われる気がする。来し方のサガリハゲ山がすぐそれとわかり、右奥には 烏帽子山のピークも指摘できる。昼食後、同一ルートで下山。 途中、岡山や香川からの団体さんに会い、この山の人気の高さのほどを思った。 午後1時40分、落合峠登山口に到着。汗ばんだ身体に、秋風が心地よい。車中い っぱいこの空気を詰めこんで帰路についた。皆様、お疲れさまでした。 |