2010年9月の山行報告

小鳥の声   モズ

矢筈山 八面山〜剪宇峠

9月例会山行    Cランク
八面山〜剪宇峠
                   
【日 時】  2010年8月29日(日曜日)       【天 候】  曇時々晴
【コ−スタイム】
  会事務所5:30――つるぎ町役場6:15――剪宇峠下山口6:55/7:10――奥大野登山口
    7:45/8:00‥‥久藤中合流点9:10‥‥八面神社9:16‥‥八面山山頂9:26/9:40‥‥
    檜の丸山頂11:32/12:00‥‥檜の丸大権現祠12:21‥‥1078峰12:58/13:10‥‥
    剪宇ノ赤松13:21‥‥剪宇峠13:36/13:50‥‥剪宇峠下山口14:15/14:35―― 奥大野
    登山口15:20/15:30――会事務所17:30
【感 想】
    国道438号から高越大権現の赤い橋の手前を左に入る。剪宇集落のお堂横に車を
  1台配置後、奥大野登山口に向かう。
  登山口から八面山頂までは1時間半程の辛抱か。稜線に出て、右手に大岩が見えると、
  久藤中からの登山道と合流し、すぐに八面神社に出る。神社の右裏手を登ると、八面山
  頂上だ。残念ながら霧雨の中、視界はきかない。
   ここから剪宇峠まで稜線上を北にほぼ一直線に進む。市町界に打たれた境界杭が一応
  の目印にはなるが、当てにしないほうがよい。テ−プもほとんどなく、樹林帯の中、周
  囲の視界はきかない。小ピ−クからの下りなど、油断するとあらぬ方向に迷い込みそう
  な箇所が数カ所あり、地図とコンパスでこまめに確認することが基本だ。
   檜の丸までは、小さなアップダウンの繰り返しがややつらいが、木の枝が払われ、下
  草も少なく、意外と楽に歩ける。休憩をいれて2時間かからない。
  昼食後、檜の丸大権現の小さな祠を過ぎる辺りから、尾根がやせ道が徐々に険しくな
  る。トラロープをつかんで大岩トラバ−スしたり、ちょっとした岩場を這い上がったり
  すると、1078mのピ−クに達する。ここでようやく視界が南に開け、赤帽子から丸笹の
  稜線をかすかに望むことができる。後は、滑落に注意しながら一気に剪宇峠へ向かって
  急下降すれば、峠の大杉の下で可愛い仏様のお出迎え、谷から吹き上げる涼風が気持ち
  よい。