2011年2月の山行報告

中蒜山 大龍寺山

2月例会山行    Aランク
大龍寺山

                                                        
【日 時】2011年2月6日(日)                    【天 気】晴れ
【コースタイム】
   文化の森7:55――水井橋南詰広場登山口8:30/8:50……若杉山遺跡9:20……
   大龍寺山門10:25……大龍寺10:40/11:00……大龍寺山頂上11:35/12:00…
   大龍寺13:05……若杉山遺跡13:55……登山口14:25/14:35――文化の森15:20
【感 想】
  立春の声を聞き、数日前までの寒さが嘘のような明るいおだやかな朝。水井橋南詰
  広場に着く。自己紹介、ストレッチの後、ゆるやかなコンクリート道を若杉谷川に沿
  い、若杉山遺跡を経て、大龍寺1.5kmの道標から階段の多い山道を上る。この道は、昨
  年、鶴林寺、大龍寺周辺の遍路道約4.5kmが国の史跡に指定されたものの一部である。
    やがて山門に到着、門をくぐり、杉の巨樹が立ち並ぶ参道を行くと、四国霊場21
  番札所大龍寺だ。立派な伽藍に厳かな雰囲気が漂い、心を洗われる。本堂前に並び、
  Tさんの般若心経で登山の無事を祈願した。
  ローブウェイ山頂駅前を通り、石仏の並ぶ遊歩道を進むと、弘法大師が修行したと
  いう南舎心嶽にたどり着く。南へ向かい、右へ下る分岐を見送って、左の尾根を歩く。
  突き当りを右へ上れば、建物跡の石積みのある頂上だ。北方面が切り聞かれており、
  中津峰山と大川原高原の風車が眺められた。昼食後、下山。南舎心嶽の岩場を鎖を伝
  って這い上がり、弘法大師座像と対面する。その後、大龍寺、若杉山遺跡と引き返し
  登山口に戻った。今回の山行の目的が心身の鍛錬と計画書にありましたが、皆さん達
  成できましたでしょうか。
    合掌。

※若杉山遺跡……全国初の古墳時代の水銀朱採掘遺跡として知られている。 
 当時、水銀朱は、死者を埋葬する時に赤い顔料として使われた。