2014年7月の山行報告

      
御 岳 山 西穂高岳
 

  7月例会山行   A・Bランク

御 嶽 山

【日時】2014年7月26日(土)             【天候】晴
【コースタイム】
 田ノ原4:25----大江権現4:52----あかっぱげ5:10----金剛童子5:27/5:47----八合目石室避難小屋
 ----富士見石6:23----口水6:50----九合目石室避難小屋7:05----王滝口頂上山荘7:35/7:52----
 まごころの塔----剣ヶ峰山荘----剣ヶ峰頂上8:36/8:48----黒澤十字路9:7/9:12----覚明堂----
 石室山荘----丸太ベンチ9:50/9:53----女人堂(金剛堂)10:30/1040----七合目行場山荘11:10----
 ロープゥエイ上乗場11:43/12:35――ロープゥエイ下乗場12:40/13:45(昼食)――木曽温泉──
 とくとくターミナル21:35──石井会事務所22:05
【感想】
  この日も早く起きて宿舎横の広場でストレッチ。明けの明星がきれいに見える。空は青くすこぶる
 天気良好だ。目の前に御嶽山の勇姿。社務所に明かりがともり、ここから見るとすごく近くに感じら
 れた。4時25分大きな鳥居をくぐり、広い参道を歩く。しばらく行くと大江権現である。ここからは道
 幅が狭くなりやがてあかっぱげに着く。朝日に当たって虫が異常に飛んでいるのがわかる。石鎚山系
 よりずっと多い。ダケカンバの林を過ぎると森林限界に出た。広い金剛童子で朝食とする。眼下に今
 登ってきた田ノ原からのルートがほとんど一直線に見えた。はるか上には中央アルプス、八ガ岳、南
 アルプスの絶景(神様素晴らしい景色をありがとう)ここから溶岩のゴロゴロした登山道になる。丁
 石だろうか、八合目とある。しばらく登ると八合目の石室避難小屋がある。やがて富士見石(富士山が
 はっきり見えた)に着く。九合目の丁石。やがて一口水を過ぎ、九合目の石室避難小屋を通りすぎると
 やがて山荘と神社のある王滝口頂上だ。立派な神社の横の石垣を抜けると、目の前に剣ヶ峰が迫ってき
 た。硫黄のにおいがするので左前方を見ると噴煙が上がっている。今もいきている山なのだ。八丁ダル
 ミを進み御神火祭場(A班一部の人たちはここからトラバース)から頂上を目指す。3000mの頂上とは
 思えないるっぱな鳥居と社。最後の階段を登りきると剣ヶ峰頂上だ。バンザイ!眼下には水の無い大き
 な一の池。少し向こうには水をたたえた二の池。はるか西の方に白山。北の方角に乗鞍、穂高、槍ヶ岳
 360度の展望だ。景色を楽しんで下山を始める。合流点で頂上に行かなかったメンバーが待っていてく
 れた。ここから本格的な下りになる。ジグザグに下ったり、溶岩ゴロゴロを下ったりでとても歩きにく
 い。至る所に御嶽教の建立物がある。やがて女人堂(金剛堂)に着いた。小休止をして再び樹林帯の中
 をひたすら下る。ようやく行場山荘に着き、ここから穏やかなチップの道を歩いた。約10分程でロープ
 ゥエイ乗り場に着く。
  A、B、C班みんな揃ってからロープゥエイに乗り下山。ここで昼食をとり三日間の山旅を無事終える
 ことができた。バスに乗り込み、途中温泉に立ち寄り帰路に着いた。
  今回の山行では西穂も御嶽山も花が少なく、この時期は多いはずなのに残念だった。御岳山は独立峰
 なのでやはり山がとても大きい。できれば山で一泊して山の大きさを実感してみたかった。それは又の
 機会に?とっておこう。