2019年1月の山行報告

          
初登山 日の峰山 麻名尾根古道 
    

1月例会山行 Cランク  19C01
麻名尾根古道


 
 【日 時】 2019年1月20日(日)
 
  【天候】小雨        
 
 【参加者】5名 
 
 【コースタイム】
  吉野川市役所5:50――6:00梨の峠6:05――6:15吉野川市役所6:20――
 6:45種野峠7:00……8:00電波塔8:05……8:50長戸峠……9:20寒風峠9:30……
 10:25掘割峠10:35……11:20六部墓……11:50樋山地石鎚山(昼食)12:15……
 12:40長戸庵12:50……13:25梨ノ峠13:35――13:45吉野川市役所
  
 【感想】 
   今日の天気予報は「曇り一時雨」午前中が50%で雨雲レーダーを見ても雨は
  どうやら避けようがない。吉野川市役所に集合し、3台で梨の峠へ車を置きに
  行き、軽自動車2台を置いて再び市役所経由で1台に乗り合わせ登山口の種野峠
  へ向かった。 朝からパラパラ小雨が降っていたが登山口では小康状態、
  まだ薄暗い中縦走を開始した。いくらもしないうちにやはり雨が降り始め、寒風
  峠を越した鳶ケ巣山付近でカッパの上を着用することとなってしまった。
 川田川から鮎喰川まで続く標高200〜600mの尾根の上を歩くのだが、尾根
  の南北集落を結ぶ峠がたくさんある。またこの峠間を結ぶ尾根道がかつて使われ
  ていたようで、種野峠―長戸峠ではわからなかったが、後の区間は深い溝として
  残っていた。ただ掘割峠まで間は草木に埋もれ、また林道に削られてほぼ歩くこ
  とはできない。現在古道沿いに歩道が作られている。諸所にテープや案内板はあ
  るものの、ところどころ分かりにくい所がある。多少間違えても尾根筋を外さな
  ければ大丈夫、くらいの気持ちで雨の中歩いていった。
 ほぼ中間点の掘割峠からはこの尾根古道を忠実に進むようになる。ただこの峠で
  は車道が古道を寸断しているため、少し離れたところから滑りやすい危険な急坂
  で古道間をつないでいる。この掘割峠からは地元のハイキングクラブの手で整備
  もきれいにされており、今回の終点梨ノ峠まで迷うことはまずない。
 途中、古道の北(左)側、少し登った所に樋山地石鎚山545mがある。鴨島・川
  島  方面の眺めがよく休憩にもってこいだ。我々はここで昼食を取り、古道や遍
  路道を  快調に飛ばして予定よりかなり早く今回の終点「梨ノ峠」に着いた。
 ところで梨ノ峠も車道により開削され、東に続く尾根道が途切れている。峠の道
  標のところに降りてくるとそこには駐車スペースが無いので少し北に行ったと
  ころに  車を止めておいた。電波中継所?の施設があり道路側に高い柵が設けて
  あって、進入禁止となっている。尾根には昔の歩道があるので、掘割峠とここに
  も安全な歩道があればと思った。